可変ステップソルバの設定で、「最大時間刻み幅」と「相対誤差」の違いは何ですか?

問題: 

これらの設定で、シミュレーション時間の短縮化と、計算精度の向上を調整できるようですが、その他の理由で、この設定を変更する必要はありますか?

解決手法: 

最大時間刻み幅は、単純に、ソルバが適用可能な時間刻みの最大値を制限しています。 ソルバがイベントを追従できていない場合に、変更することは有効ですが、この設定は出力結果の精度に影響を与えません。

相対/絶対許容誤差は、各状態変数の局所的な積分誤差を指定するため、直接的に、解の精度を調整することが可能です。 可変ステップソルバは、新しいステップの値を、前回のステップで得られた相対エラー/誤差に基づいて算出します。

絶対許容誤差は、ソルバが検出する最大の絶対値に基づいて、各状態変数の絶対誤差を更新するため、「auto」に設定されています。