非反転アンプ回路

 

動作原理

上図回路モデルは非反転アンプ回路(オペアンプ)をモデリングしており、その出力電圧は、下記式に示すように、設定した抵抗の分圧比によってスケーリングされる入力電圧値と等しくなります:

式の導出

理想オペアンプは2つの入力端子を同じ電圧に維持しようとするため、オペアンプの反転入力(V-)は非反転端子(V+)と同じ電位となり、入力電圧は下記になります:V- = V+ = Vin

出力電圧は、R1とR2による分圧器回路をから算出されます:

実験課題

  • 入力電圧と抵抗値を変更して、出力の変化を確認して下さい。
  • 入力電圧を負の値に変更した場合、出力電圧も負になることを確認して下さい。
  • R1とR2の抵抗値を等しくして、入力電圧に対する出力の変化を説明して下さい