動作原理
上図回路モデルは積分回路(オペアンプ)をモデリングしており、下記式に示す入力電圧の積分に比例する出力電圧を生成します:
式の導出
オペアンプの入力端子の仮想接地と無限インピーダンスのため、すべての入力電流は抵抗:Rとキャパシタ:Cに流れます。
この回路モデルの適用事例としては、主回路の電気的出力特性から流体の流量を検出して、水やオイルの流量制御に適用する手法が考えられます。
実験課題
交流電圧源の振幅および周波数を 0 に設定し、直流電圧源の電圧値を 1 Vに設定して、入力電圧を確認して下さい。ここで、入力電圧が一定の場合、出力電圧は入力電圧に対し、1/RCの係数で乗算された負の一定勾配になります。