Electrical Engineering Software

 

PLECS

Simulation Software for Power Electronics

PLECS® は、パワーエレクトロニクスシステム用高速シミュレータです。 PLECSには2つのエディションがあります: MATLAB®/Simulink® に完全統合した PLECS Blockset、および単独環境で動作する PLECS Standalone です。

バージョン4.0の新機能

  • ステートマシンの実装
    ステートマシンブロックは、離散イベントに対応した有限ステートマシンのモデリング環境を提供します。
  • ターゲットCコード生成
    PLECS Standalone用PLECS Coderに、特定のハードウェアターゲット用Cコードを生成する機能が実装されました。外部モードでは、ハードウェアターゲットのパラメータ値を調整可能にし、ホストコンピュータから取得したデータを表示します。最初のサポートターゲットはPLECS RT-Boxですが、今後のリリースで、他のターゲットもサポートされる予定です。
  • 熱解析ステートの自動初期化
    熱解析ドメインで雰囲気温度に対応して熱容量用初期温度を自動的に算出します。
  • 新規/機能強化ライブラリ・コンポーネント
    電動機ライブラリに、FEMソフトウェアから出力されるデータを参照するルックアップテーブルが実装された、2つの同期電動機モデルが追加されました。可飽和誘導機に、固定子と回転子を「Voltage Behind variable Reactance(VBR)」としてモデリングした完全VBRモデルが実装されました。機械ライブラリに遊星ギアセットモデルが追加されました。
  • プロセッサ・イン・ザ・ループ:Processor-in-the-Loop (PIL)
    PILフレームワークでサポートするマイコン(MCU)に、「STM32F0」、「STM32F1」、「STM32F2」、「STM32F3」が追加されました。
  • PLECS Blocksetの代数ループ削減
    PLECS Blocksetでは、回路ブロックへの連続信号入力を、全ての出力信号へ対し、瞬時に影響を与えない、非直達信号入力として認識します。これにより、回路ブロックの出力を入力信号としてフィードバックする場合(例:機械負荷のモデリング)に、Simulinkソルバの代数ループ発生を抑えることが可能になります。
  • 高DPIディスプレイのサポート
    PLECSのGUIは、WindowsとMac OS Xで高DPIディスプレイをサポートしています。

New: PLECS RT Box

PLECS RT Boxは、リアルタイムシミュレータです。 32のアナログ入出力チャンネル、および、64のデジタル入出力チャンネルが用意されており、ハードウェア・イン・ザ・ループ(HIL)および、ラピッド・コントロール・プロトタイピング(RCP)を実装されたデュアルコアCPUがリアルタイムで実行/処理します。

RT Box with breakout board

「直感的な回路モデルの作成と、作成した回路モデルの計算が、高速かつ正確に実行されるので、 エンジニアは自分のアイデアを、素早く確認することができます。」
— Ralf Juchem, SMA Technologie AG